2011年01月
世界初の作用機序「ムチン/水分分泌促進作用」を持つ
ドライアイの治療薬
「ジクアス点眼液3%」
が参天製薬株式会社より発売になりました。
なんと、ドライアイの治療薬の発売は
ヒアレイン点眼液発売以降15年ぶりのようですよ。
それに伴い、当院でも先日
参天製薬株式会社さんを講師に迎え
「ジクアス点眼液について」 「ドライアイについて」
勉強会を開催しました。
まず、ドライアイについてみていきましょう。
ドライアイは、現代病とも言われており、
約2000万人の患者様がいらっしゃるといわれております。
しかし、まだまだ未治療の患者様が多いのが現状のようです。
ドライアイにもいくつかのタイプがあります。
「涙液減少型」・・・・・・ 涙の量自体が減少する。
「蒸発亢進型」・・・・・・ 涙が分泌されるものの水分の蒸発が多い。
「BUT短縮型ドライアイ」・・ 目の不快感が強いにも関わらず
ドライアイの診断基準ではドライアイと診断されない。
(※BUT=涙液層破壊時間)
近年ではの新しいタイプの患者様も増加しているようです。
これは若年層にも比較的多くみられるタイプです。
の主な症状としては、
非常に目が乾きやすく、目の表面の傷は軽度にも関わらず
乾燥感などの自覚症状が非常に強いのが特徴です。
そこで、今回このような症状に有用といえる
ジクアス点眼液について見ていきましょう。
ジクアス点眼液の作用
これまで、ドライアイには、主にヒアルロン酸を点眼
することで目の傷を治りやすくしたり、
目の潤いを保ったりする治療を行っていました。
ジクアス点眼液は、これまであったお薬とは全く違った効果を
持っており、直接目の細胞に働きかけて、
涙の成分の分泌を促すお薬です。
これまでドライアイの治療を受けられていても、症状がなかなか
よくならなかった患者様、BUT短縮型ドライアイのような強い症状
をもたれている患者様には効果が期待できそうですよ。
用法 点眼回数 1日6回
ジクアス点眼液が発売になったことからも
今後もよりよい治療薬を患者様に提供できるように
なるかと思います。
ご興味・ご質問のある方は院長・スタッフまで
お気軽にご相談下さいね。
なお、今回勉強会を開催してくださいました
参天製薬株式会社さんに、この場をお借りして
お礼申し上げます。
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