2018年02月
今日はファイザーさんに勉強会をしていただきました。
勉強内容は「点眼指導」 「緑内障の点眼薬」についてです。
みなさんは目薬をきちんと点眼できていますか?
自分はきちんと点眼していると思われている方は多いですが、
実は点眼できていない方がたくさんいらっしゃいます。
点眼は内服と違い困難です。
~基本的な目薬の点眼について~
・手を洗う
・まつげに触れないようにする
・1回1滴でOK
・静かに開瞼し点眼後、涙のう部圧迫
・目薬入れたら軽く閉じる (パチパチしない)
・複数目薬がある場合は5分間隔をあける
※どうしても目薬が点眼しにくい場合は椅子に腰かけたり、寝転んで点眼する方法もあります。
次に「緑内障の目薬の大事さについて」です。
どの目薬も大事ですが、慢性疾患である緑内障の怠ると失明する可能性も。
最近の中途失明
1位 緑内障
2位 網膜色素変性症
3位 糖尿病網膜症
4位 黄斑変性
10年前の中途失明
1位 緑内障
2位 糖尿病網膜症
3位 網膜色素変性症
4位 黄斑変性
上の表からもわかるように、現在も10年前も緑内障により失明する患者さんは多いようです。
優れている目薬はどんどん出ていますが、なぜ失明する患者さんは減らないのでしょう?
緑内障治療薬の継続
3ヶ月 73.2%
6ヶ月 68.1%
1年 60%
※治療開始1年経った時、100人のうち40人が点眼をやめているということです。
途中でやめてしまう理由としては、
片眼が視野異常があったとしても正常な片眼で視野を補うため
視野狭窄が末期にならないと気付かない人が多いのだそうです。
初期は自覚症状が少ないため、目薬の大事さがわからないようです。
緑内障の目薬は継続することが大事です。
良くなることはないので、進行しないように目薬を必ず点眼していただきたいです。
今回勉強会を通して私たちが思っている以上に患者さんは目薬を点眼するのが難しく途中でやめている事がわかりました。
正しいコミュニケーションをし医院との信頼関係を保ち、患者さんのサポートをしたいと思いました。
私たちの笑顔が最大の治療だと心がけていきたいです。
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