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2015年05月

2015.05.01

ようやく暖かい日々が続くようになりましたね
さて、この度はアレルギー性結膜炎についてお話ししたいと思います。
アレルギー性結膜炎の種類
 
アレルギー性結膜炎は、分類として主に3つに分けられます。
季節性アレルギー・・・花粉症として知られるもので、毎年決まった時期に症状がでます。ほとんどがスギやヒノキによるものです。
通年性アレルギー・・・ダニ、ハウスダストなど、原因がほぼ年間通して存在するため、慢性化しやすいといわれています。
春季カタル・・・主に、青少年に多く発症する、重症化したアレルギー性結膜炎をいいます。
今回は、主に①の季節性アレルギーの対策についてお話ししたいと思います。
花粉症ネコ
症状としては、目の痒みが主です。また、流涙、充血でお悩みの方もいらっしゃると思います。日本人のおよそ15~20%がかかっていると指摘されており、近年患者数はますます増えていると考えられているため、その辛さを感じていらっしゃる方も多いのではないかと思います。症状のひどい方に関しては、勉強や仕事に集中できず、お困りの方も多いと思います。
花粉症 木
≪対策≫
①点眼
軽い症状が始まった時、もしくは毎年なる方はその季節のおよそ2週間前から点眼をしておくことで、かなり症状は抑えられるといわれています。
通常、抗アレルギー剤を使用しますが、それでもよくならない場合は、ステロイド点眼薬を用います。ステロイド点眼については、長期使用は勧められておらず、あくまでもひどい時だけに使うことで、副作用の発症がないように注意しなければならないお薬であることを知っておいて下さい。
②こまめな洗顔
目の痒みは、まつ毛に付着した花粉が大きな原因とされているため、帰宅したら顔を洗い、まつ毛の花粉も意識して落とすことを心がけましょう。この際、せっかく取り除いたのに、拭くタオルに花粉が付いていると意味がありませんので、やはり洗濯物は中干しをお勧めします
③保護メガネの着用
外出時の花粉防止メガネをかけることも、予防につながります。当院でもご用意しておりますので、お気軽にお申し付けください。意外と、若い方でもダテメガネ風になると思います。

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