眼疾患

最近は、朝晩がすごく冷え込んできましたね。
                  赤面
さて、先日ウェザーニュースで
2011年の花粉飛散傾向の発表がありました。
来春の花粉飛散量は全国的に
今年より5倍の見込みみたいですよ。
スギ花粉の雌花生産量は、前年の夏の天候
(日照時間・最高気温・降水量)との相関が高いことが
分かってきており、中でも日照時間が
雌花生産量と関係が深いようです。
2010年の夏は、記録的な猛暑となりました。
日照時間も長かった為、雌花生産量は多くなり、
2011年の花粉飛散量も多くなると予想されてます。
            赤いお花
突然ですが、皆様は花粉症対策をしていますか?
花粉症は、花粉によって引き起こされるアレルギーの一つです。
「目がかゆい、充血、涙目、くしゃみ、鼻水・・・何かおかしいな?」
と思ったら花粉症かもしれません。
最初は風邪と間違えることがよくあります。
いまや、日本人の約6人に1人(!)は
花粉症といわれています。
   ヤダヤダ
日本で最も多い花粉症の原因であるスギ花粉は、
例年2月上旬から中旬にかけて、
飛散が始まるといわれています。
しかし、花粉の飛散時期は春だけではありません。
春先のスギ花粉に限らず、
様々な種類の花粉によって、
花粉症を発症する人が増えています。
例えば、初夏にはカモガヤ、
真夏から秋口にかけてはブタクサやヨモギなどの
花粉が飛散しています。
花粉症には1年中注意が必要ですね・・・・。
カモガヤ 写真 ブタクサ 写真 ヨモギ 写真 いもむし1 。。。。。。。いもむし 2。。。。。。。
花粉症にかかったことのある方へ
毎年発症する時期より2週間~1ヶ月程
早く眼科医に相談しましょう。
症状が出る前に対策をとれば
症状を軽くすることが期待できます。
花粉症にかかったことのない方へ
もしかしたら、今年が花粉症デビューになるかも!?
最近では花粉症の低年齢化が進んでいて、
大人に限ったものではなくなってきています。
目にかゆみや充血があったら、
早めに眼科医に相談しましょう。
花粉症を防ぐ為のポイント
花粉の飛散が多いとき、出かける時間帯を工夫し
 場合によっては外出を控えましょう。
服装は花粉が付きにくい、すべりの良い生地で出来たものを
 身につけましょう。
マスクやゴーグル型のメガネを使用しましょう。
帰宅して家に入る前に、衣服やカバンに付いた花粉を
 はたいて落としましょう。
目に付いた花粉を人工涙液(涙の成分に似た目薬)で
 洗い流しましょう。
最近様々な空気清浄機も市販されており、
 一定の効果は期待できます。
ストレスと過労には注意して、心身共に健康を心がけましょうね。

                     おやすみ

糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、糖尿病神経障害とともに
糖尿病の3大合併症の一つに数えられています。
私たちの国の失明原因の第2位であり、
今後、糖尿病患者さんの増加によってますます重要な病気になると
考えられます。
今回は糖尿病網膜症について見ていきましょう。
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なぜ、糖尿病で眼の病気になるのですか?
まず、目の構造からみていきましょう。
目の底にある網膜は、カメラに例えるとフィルムの役割をしています。
網膜には、光や色を感じる神経細胞や細い血管が
張り巡らされています。
糖尿病で血液中の糖の濃度が高い状態が続くと、網膜の細い血管が
損傷を受け、網膜(カメラのフィルムに相当)の感度が悪くなったり、
損傷を受けてしまったりします。
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それは、どのような症状が現れるのですか?
症状は糖尿病の重症度によって変わります。
 まずは、その説明をしていきますね。
【単純網膜症】
網膜の中の血液が悪くなり始めた時期です。
この段階では、たいてい症状はありません。
【前増殖網膜症】
部分的に血液が流れにくくなった段階です。
足りなくなった血液の流れを補充するために、
新しい異常な血管が生まれ始めます。
この時期になっても自覚症状がないこともあります。
【増殖網膜症】
新しい血管が伸びてくるのですが、この新しい血管は大変もろく
簡単に出血を引き起こします。出血が多い場合は、
視力低下を自覚します。
また、増殖膜というものができたり、網膜剥離を引き起こしたりして、
最終的には失明に繋がる恐ろしい状態です。
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治療はどのように行われますか?
初期には、糖尿病の治療に加えて内服薬などが使われます。
進展した糖尿病網膜症に対しては、レーザー治療や硝子体手術
などが行われます。
【レーザー治療】
レーザーを用いて、網膜の一部を凝固させます。
それにより網膜の酸素の必要量が減り、そこの新しい
血管が伸びてくるのを防ぐことができると考えられます。
この治療は病気の進行を防ぐものであり、もとの状態に戻すものでは
ありません。将来の失明を防ぐ為に大切な治療なのです。
【硝子体手術】
レーザー治療で進行を予防できなかった場合、
硝子体手術が行われます。
硝子体はゼリー状の組織で、目の中の大部分を占めています。
出血や増殖膜などを取り除き、透明な状態に戻します。
                image652_20101016112222.gif image3611.gif….
糖尿病網膜症も早期発見・早期治療が重要になってきます。
糖尿病網膜症になったからといって、すぐに失明するわけでは
ありません。しかし、初期の段階ではほとんど自覚症状が
ないため、患者さん自身が目の異常に気付くことは
困難です。
このため、眼科で定期的な検査を受けることが
大切になりますよ。

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