2013年06月
さわやかな初夏の季節になりました。
プールに入る機会が多くなるこの季節増えてくるのがはやり目です。
今回は、はやり目についてお話しましょう。
はやり目とは?
はやり目とは、流行性角結膜炎のことをいいます。
ウイルスによっておこる、大変感染力の強い結膜炎です。
なぜおこるの?
細菌・ウイルスなどの微生物、ほこり・ごみ・摩擦などの物理的刺激、
花粉などによるアレルギー反応などによって結膜に炎症が起こります。
このうち、短期間に集団的に発生する急性結膜炎が
いわゆる“はやり目”といわれるもので、
日常よく見られる代表的な病気です。
ウイルスによるものが最も多く、伝染性も非常に強いので
感染予防がとても大切です。
どんな症状?
結膜が赤くなったり(充血)、目ヤニや涙が増え、かゆみ、
しょぼしょぼ感、ゴロゴロ感などがあらわれます。
症状がひどくなるとまぶたの急激な腫れ、
耳の前のリンパ腺の腫れ、発熱などが起こることもあります。
はやり目の治療方法
ウイルスに対する抵抗力をつけるため、休養を十分にとり、
体力をおとさないことが必要です。
また、補助的に他の感染を起こさない為に、
抗菌点眼薬や炎症を抑えるためにステロイドの点眼液などを使用します。
はやり目と診断されたら
家族やまわりの人にうつさないように注意する必要があります。
ウイルスは目をこすったりふいたりしたハンカチなどから うつる
危険があります。
目やにや涙がでた時は、清潔なティッシュペーパーなど
使い捨てのものでふき取りましょう。
ウイルスは目に見えないので完璧な感染予防は難しいのです。
学校や職場でもうつるとも限りませんので、
医師の許可があるまで休むようにしましょう。
感染予防6カ条
手を流水や石けんでよく洗う
休養をとって体力を落とさない
人ごみへ出かけない
医師の許可があるまでプールに入らない
タオル、洗面用具などは家族のものと別にする
(ウイルスは熱に弱いので、タオルや食器などは煮沸消毒をするようにしましょう)
お風呂は最後に入る
はやり目は治るまで時間がかかりますが、
きちんと治療をすれば必ず治ります。
症状が1つでもあれば、早めの受診をお勧めします
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