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2013.08.05

連日、厳しい暑さが続いていますね。
強い日差しで日焼けや紫外線が気になる季節です。
紫外線はお肌だけではなく、目にも影響を与えています。 
今回は紫外線が目に与える影響についてお話したいと思います。        
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紫外線が原因とされる目の病気
白内障
目のピントを合わせるレンズである水晶体が濁って、視力が低下する病気です。
老化が主な原因とされていますが、近年では紫外線の影響も懸念されるようになりました。
翼状片
結膜(白目)の組織が角膜(黒目)に向かって三角形に伸びてくる病気です。
乱視や視力低下を引き起こし、場合によっては手術での除去も必要となります。
紫外線照射量の多い地域に住んでいる人や、農業など屋外の仕事が多い人に多くみられます。
ゆきめ(光誘発性角膜炎)
スキー場や雪山などで、雪に反射した強い紫外線を浴びると、ゆきめ(雪眼)になります。
強い痛みや充血、流涙のなどの症状で目が開けられなくなります。
雪面に限らず、砂浜や水面など紫外線の反射が強いところでも起こることがあります。
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紫外線から目を守るための対策     
帽子や日傘を使用する
紫外線をカットできるサングラスやコンタクトレンズを使用する
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サングラスを選ぶときのポイント
紫外線をカットする加工がされているものを選ぶ
顔にフィットするものを選ぶ
                          
まず注意したい点は、紫外線をカットすることとサングラスの色は関係がないということです。
色を濃くすると可視光線(目に見える光)はカットできますが、紫外線をカットすることはできません。
サングラスを選ぶときは、紫外線を遮断する加工がされているものを選びましょう。
サングラスの色については、濃い色のサングラスは瞳孔が開くため、
紫外線を多く目の中に取り入れてしまう可能性もあります。眩しくない程度の色を選びましょう。
もうひとつは、顔の形にあったサングラスを選ぶことです。
レンズと顔の間に隙間がありすぎると、そこから紫外線が目に入りこんでしまいます。
目の全体を覆うようなある程度の幅のあるもの、顔の形にフィットするサングラスを選びましょう。
その他にも遮光レンズといって、目に害となる光をカットするように工夫されたレンズもあります。
普通のサングラスとの違いは、眩しさの原因とされる短い波長の光を選択的にカットし、
それ以外の明るさを感じる波長の光は透過するように作られている
ことです。
そのため、普通のサングラスよりもまぶしくなく、明るく自然な視界を得ることができます。
    
紫外線は3月〜4月頃から急に増え始め、8月頃にピークを迎えます。image44 04
まだしばらくは暑い日が続きそうです。
熱中症など体調管理に気をつけつつ、紫外線からも目や体を守っていきましょうね。
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