NEWS お知らせ

1月25日に、緑内障の勉強会が行われました。
講師は、緑内障の点眼治療薬を開発されている日本アルコンの森田さん。
学びについて、お役に立てるような内容を以下にまとめます。
緑内障とは
緑内障は、目から入ってきた情報を、脳に伝達する視神経という器官に障害がおこり、視界が狭くなる病気のことです。日本では、中途失明率の第一位となっています。
視神経
視野の見え方
目薬の効果
 緑内障の目薬は、目の中の房水という水分の産生を抑えることで、眼圧を下げるメカニズムとなっています。
現在、眼圧を下げる効果が一番高い点眼は、プロスタグランジン製剤の目薬です。しかし、この目薬は以下のお病気をお持ちの方は使用できないこともあります。
 
 ・心臓のお病気
 ・肺の疾患や喘息をお持ちの方
 このお病気を持たれているからといって、すべての緑内障治療薬ができないという訳ではないので、安心してくださいね
眼圧について
 眼圧は、患者さんが一番気になされる値かと思われます。その眼圧の値は、一日の中で変動します。眼科で受診されたときに眼圧が正常でも、夜に高い方もいらっしゃいます。そのために、受診された際に薬の効果がきちんとでているか、眼圧の他にも視野検査等の、患者さんにとっては負担のかかる検査も必要となります。
 そんな、日内変動が少しでも落ち着く点眼が開発されるよう、日々研究はされているようです。今後、副作用の少ない、よりよく効く薬がでることを期待したいものですね。
目薬 シンプル

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