NEWS お知らせ

2018.03.12

3月に入り日中はあたたかくなりましたが、みなさん体調くずさないように気をつけてください!!
さて、今日はアルコンさんに勉強会を開いていただきました。
内容はアレルギーについて。
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~花粉~
眼科では、花粉が飛散するこの時期に沢山の患者さんが症状を訴え来院されます。
今年の飛散状況ですが、昨年に比べて遅く昨年よりも多く花粉が飛ぶとの予想です。
先々週から飛びはじめているので花粉症状のある方は対策をおすすめします。
~PM2.5~
何年か前からよく耳にするPM2.5です。粒子経が2.5㎛以下の粒子がとぶ事を示します。
呼吸器疾患、眼疾患を引き起こしアレルギーを誘発し、増悪する可能性があります。

 →対策としては
  ・抗ヒスタミン剤
  ・抗アレルギー剤が有効とされています。
~食物アレルギー~
食べ物と眼はあまり関係なさそうですが、口からの摂取により眼疾患を発症する例もあります。
眼科的に治療すると共に食物アレルギーの克服する必要もありますね。
<意外なつながりのあるアレルギー>
 例)・某洗顔薬により眼脂、眼瞼の浮腫 
    ※洗顔が粘膜に入り症状出現
     対処:抗アレルギー剤、ステロイド軟こう
         抗ヒスタミン剤処方
   ・スギ花粉の人がトマトを食べることにより、痒み、のどの違和感
    ※食べ物摂取に元々あるアレルギーを相乗させてしまう
     対処:抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤処方
目の痒みには目ぐすり、眼瞼には軟こうを塗布します。
 
(プチ知識)
 軟こうにも種類があります。
 アレルギー症状で当院で使用するのはステロイドの軟こうを処方
 ※ステロイドなので、緑内障の方は眼の中に入ってしまうと眼圧上昇する可能性があります。使用の際は先生の指示に従ってください。
~アレルギーのセルフケア5ケ条~
・花粉が多く飛散する日の外出は控える
・飛散しやすい時間の外出を控える
・マスクや眼鏡、帽子の着用
・外出後、花粉を部屋に持ち込まない
・コンタクトレンズから眼鏡にかえたり装用時間を短くする
季節柄避けられないアレルギーですがお一人お一人が快適に過ごすため、ご自分ができるセルフケアを行うことをおすすめします。それでも対処しきれない場合はお気軽に当院へお越し下さいませ。

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