NEWS お知らせ

2010.07.12

先日もお伝えしましたが、
当院では白内障手術の他に
緑内障の治療にも力を入れております。

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緑内障の新治療薬の紹介を
以前よりしていますが、
今回は参天製薬(株)より
新しい点眼薬
コソプト配合点眼液 の登場です。
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コソプト配合点眼液
チモロールマレイン酸塩(製品名:チモプトール)
ドルゾラミド塩酸塩(製品名:トルソプト)
2剤を組み合わせた薬剤です。
コソプトの作用
緑内障とは、眼の中の「房水」という水が
増えることや、その房水の流れが遮られてしまう
ことによって、眼圧が上がり、視神経が圧迫されることにより
視神経が損傷を受け、視野が欠けていくという病気です。
コソプトはその「房水」が作られるのを抑えることにより、
眼圧の上昇を抑える薬剤です。
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このコソプトは1998年にアメリカで承認され、
現在では世界の約90カ国で承認されている薬剤です。
基準の厳しいアメリカのFDAでも承認されているので、
使用実績も豊富にあるようです。
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点眼回数がこれまでよりも少なくて済みます!
点眼回数は「1日2回」です。
これまで同系統の薬剤ですと
3~5回だった点眼回数が2回で済みます。
そのため、点眼と点眼の間隔をあけることも
減らすこともできます。
点眼回数は減っても効果は従来どおりです。
(臨床試験で証明されています)
また、室温で保存できるので、
冷蔵庫に入れる必要はありません。
このように、新しい薬剤が
出来たことからも、今後もよりよい治療を
患者様に提供できるようになるかと思います。

ご興味・ご質問のある方は院長・スタッフまで
お気軽にご相談下さいね。

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