9月に入りました。
まだまだ、暑い日は続いてますが、
季節の変わり目ということもあり、
お肌の乾燥がこれから気になる方も多いと思います。
冬にかけてお肌と同じように眼も乾きやすくなります。
そこで今回はドライアイについてお話したいと思います。
ドライアイとは???
ドライアイって病気だって知っていましたか?
ドライアイになると、涙の量が足りなくなったり、
涙の成分が変化して、目の表面に傷ができてしまうのです。
目を酷使することの多い現代社会で急増しています。
放置すると、悪化する恐れがあるため、目の乾きや疲れを
自覚したら、御相談くださいね。
特にコンタクトレンズはドライアイを引き起こす原因として重要です。
目がコンタクトレンズで覆われると涙が不安定になることが多く
また、酸素不足が引き起こされてさらに傷つきやすくなります。
正しい使い方を守ると同時に、定期的に眼科検診を受けましょう。
それではドライアイ検査にはどのような検査があるのか
覗いてみましょう。
ドライアイ検査では、涙の量や質を検査したり
目の表面の傷を確認します。
シルマー検査
専用の試験紙を下まぶたの端に挿入(5分間)し、
涙の濡れた長さで涙の量を測ります。
BUT検査
目を開いたままにして、目の表面の涙の膜が
どのくらいの時間でほころびるかを測ります。
細隙灯顕微鏡検査
試薬で角膜(黒目)の傷を染めて
顕微鏡で観察します。
ドライアイは涙の量や質の異常が原因で
引き起こされるので、涙の成分に近い人工の涙
を点眼してもらったり、眼科医で処方される
ヒアルロン酸の点眼を使います。
ヒアルロン酸は、単に潤いを長持ちさせるためではなく、
目の表面の傷を修復する作用もあります。
ドライアイの方のための
日常生活上の注意点
・意識して深いまばたきをしましょう。
・テレビやパソコンの画面は、目の位置より下に置きましょう。
・加湿器を使うなど、湿度を上げる工夫をしましょう。
・風が直接目に当たらないようにしましょう。
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