NEWS お知らせ

学会・講習報告

5月23日に網膜断層解析装置(OCT)解析における勉強会を
ツワイスさんに開催していただきました。
             あじさい網膜断層解析装置(OCT)は、網膜や視神経の疾患や状態が簡易的に解析できる
非常に優れた最新の装置です。
患者様には、40歳以上の初診の方をはじめ、網膜や視神経にご病気のある方、
注意して観察すべき方に対して来院時にお撮りさせていただいています。
今回、その装置の解析方法を中心に、より深い学びをさせていただきました
検査自体、痛みを伴わず数分で行えますので、患者様にも安心して受けていただけると思います
また、6月20日には、参天製薬さんより、緑内障についての講義も受けました。
緑内障の患者様の中には、中高年で働き盛りの方も多くいらっしゃいます。毎日が忙しく、点眼がおろそかになり、ついつい忘れてしまうこともあると思いますそんな方のために、少しでも点眼の回数を減らし、その上十分な効果が得られるという点眼も考案されてきているようです。また、眼圧の日内変動の差が大きいほど、緑内障の進行のリスクが高いともいわれており、その変動が少しでもなくなることが、課題とされています
タプコム
眼の病気は、症状が出にくいですが徐々に進行するようなものもあります。
そのような病気を、早期発見・早期治療ができるよう
今後も取り組んでいきたいと思います
ツワイス勉強会

3月14日に、ファイザー製薬さんより、
高齢者の疑似体験という題目で、講習会を開催して頂きました。
今回は、高齢者の身体的特徴を学び、
装具を着けた実体験も行いました。
高齢者の
上の写真は、スタッフが実際に装具を着けた状態で、
歩行や検査の椅子に座るという、
普段の病院内の検査の流れを試したものです。
一つ一つの動きが、とても取りづらく、
やはり“よっこいしょ”の声もついつい出てしまいます。
特に立ち上がりがきつく、少しの介助や
持つ場所があるだけでも違うことに気付きました。
高齢者の疑似体験1
かけているゴーグルは、白内障になった時の
実際の見え方が体験できるものです。
本当に見えにくいです
全体の色もセピアがかった状態となり、
ぼんやりした色は、見分けがつきにくく、
特にオレンジ色がはっきり分かりませんでした
ご来院いただいている半数以上の患者様が、65歳を超え、
何らかの障害や疾患を抱えていらっしゃることであるかと思います。
そのお気持ちに、少しでも寄り添える医療ができるよう、
今回の貴重な体験を、スタッフ全員が活かしていきたいと思っています。
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2月15日にコンタクトの勉強会がありました。
コンタクト勉強会 
内容は、「遠近両用のソフトコンタクトレンズについて
近年では、ソフトコンタクトレンズの普及が広がり、多くの方が使用されています。
コンタクトは、見え方がよくなり、メガネよりも煩わしくなく、便利である一方で、使い方を一歩間違えると目を傷つけ、痛みや感染の原因、更には角膜障害を引き起こす恐れがあります。そのためにも、眼科への定期検診はとても大切です!
コンタクトのケアについては、私たちスタッフから厳しいことをお伝えすることもあると思いますが、、、それも患者様の目を思ってのことであるということを忘れないでくださいね
遠近両用のソフトコンタクトレンズの種類に関しては、普通のコンタクトレンズよりも種類の選択は限られますが、新しく、酸素の透過性に優れた、目に優しいタイプも出ています。
コンタクトレンズについて気になる方、定期検診をしばらくされていないなと思われる方は、是非一度ご来院ください

1月25日に、緑内障の勉強会が行われました。
講師は、緑内障の点眼治療薬を開発されている日本アルコンの森田さん。
学びについて、お役に立てるような内容を以下にまとめます。
緑内障とは
緑内障は、目から入ってきた情報を、脳に伝達する視神経という器官に障害がおこり、視界が狭くなる病気のことです。日本では、中途失明率の第一位となっています。
視神経
視野の見え方
目薬の効果
 緑内障の目薬は、目の中の房水という水分の産生を抑えることで、眼圧を下げるメカニズムとなっています。
現在、眼圧を下げる効果が一番高い点眼は、プロスタグランジン製剤の目薬です。しかし、この目薬は以下のお病気をお持ちの方は使用できないこともあります。
 
 ・心臓のお病気
 ・肺の疾患や喘息をお持ちの方
 このお病気を持たれているからといって、すべての緑内障治療薬ができないという訳ではないので、安心してくださいね
眼圧について
 眼圧は、患者さんが一番気になされる値かと思われます。その眼圧の値は、一日の中で変動します。眼科で受診されたときに眼圧が正常でも、夜に高い方もいらっしゃいます。そのために、受診された際に薬の効果がきちんとでているか、眼圧の他にも視野検査等の、患者さんにとっては負担のかかる検査も必要となります。
 そんな、日内変動が少しでも落ち着く点眼が開発されるよう、日々研究はされているようです。今後、副作用の少ない、よりよく効く薬がでることを期待したいものですね。
目薬 シンプル

ジメジメした気候が続きますが、体調管理はいかがでしょうか。  
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視野検査の勉強会が開催されましたので、
学びをふまえてご紹介します。
ハンフリーは、その人の視界がどれだけあるかを調べる検査です。
視野検査が重要となる疾患は、主に緑内障が挙げられます。
また、稀にこの検査をしたことによって、
脳の疾患が見つかる方もいらっしゃいます。
この場合、症状が出る前に、早期発見できることもあるので、
そのことからも十分大切な検査になると言えるでしょう。
話は戻りますが、「緑内障」は、現在日本で中途失明率第一位の病気です。
緑内障で一度失われた視野は、元に戻すことができません。
また、40歳以上のうちの、20人に1人が緑内障と言われています。
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そのため、視野検査で早期発見して、早期治療に取り組むことで、
視野狭窄の進行を遅らせることがとても大切となるのです。
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患者様からはよく、「この検査は時間がかかるし、きつい」という
お声をいただきますが、大切な検査であることをご理解いただけたら幸いです。
まるひさ眼科では、このようにお昼の休憩時間を利用して、
1~2か月に1,2回のペースで勉強会を開催し、
スタッフ1人1人が常に精進できるよう努めております。
ハンフリー勉強会写真1
検査員自身も、今回の学びをふまえ、患者様が安心して検査できるよう
さらに努力してきたいと思っていますので、今後とも何卒よろしくお願いします。
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