花粉症とコンタクトレンズについて
今年も花粉の季節がやってまいりました。
2013年のスギを含めた花粉の飛散数は、2012年と比較すると、
2~5倍になると見込まれています。
花粉症では、鼻水・鼻づまりなどの鼻の症状の他、
眼のかゆみや充血などの眼症状に悩まされる方が多く、
特にコンタクトレンズを装用している方にとってはつらい時期になります。
花粉飛散時期には、メガネの装用とコンタクトレンズ装用中止が良い
のすが、調査によると、飛散時期であってもコンタクトレンズの装用を
希望する方が多いことが明らかになっています。
<花粉飛散時期におけるコンタクトレンズ装用には
初期療法とコンタクトレンズの選択が重要>
point 1
初期療法が大切
花粉飛散時期をできる限り快適に過ごすためには、
アレルギー症状を軽くすることが重要です。
花粉飛散が予想せれる約2週間前から抗アレルギー点眼薬を
使用することを
「初期療法」といい、これが有用です。
初期療法により、アレルギー症状を軽くすることができれば、
コンタクトレンズの装用を継続することも可能になります。
point 2
アレルゲンを回避
花粉飛散時期においてもう一点重要なのが、
アレルゲンを回避することです。
アレルゲンを回避するためには、
コンタクトレンズに花粉を付着させない、残さないことです。
そのためには、花粉が付着したレンズを、
毎日新しいレンズに交換することができる
1日使い捨てタイプのコンタクトレンズへ変更することが有用です。
さらに、乾燥しにくいタイプのコンタクトレンズが望ましく、
シリコーンハイドロゲル素材の1日使い捨てタイプのコンタクトレンズの選択がおすすめです。
現在、ジョンソン&ジョンソンから発売されている
「1デイアキュビュートゥルーアイ」のみとなりますが、
とても装用感の良いコンタクトレンズです。
オススメですよ。
今から花粉対策をして、花粉の時期を乗り越えましょう
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