お知らせ
平成23年1月29~30日第34回日本眼科手術学会総会に参加しました
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この学会には、夢・情熱・使命感に溢れた熱い医師が日本各地から大勢参加されました。もちろん、当院 院長の丸久修一も熱い医師の中の一人です。
会場は、寒い京都でしたが、熱い熱気に包まれていました。
角膜移植・緑内障手術・硝子体手術・涙管手術等…そして、白内障手術における最新情報が討論されました。
手術を行うにあたり、重視されているものが3つあります
1. 短い手術時間
2. 小さい手術切開創
3. 高い安全性(感染予防)
当院、まるひさ眼科では主に白内障手術を日帰りで行っています。
院長自らが執刀し、お一人お一人、皆様に適した手術を丁寧に行っています。
この学会に参加し、日本や海外で活躍されている医師達の講演を聴きました。
当院、まるひさ眼科で行っている白内障手術は最新のものであり、高い技術をもっていることを確信することができました。
学会において、新しい眼内レンズについての講演がありました。皆様のニーズに合わせたいその願いからアクリフIQレストア+3Dが新たにラインナップされました。
皆様のニーズに合わせた多焦点眼内レンズ選択の可能性が拡大します。一歩進んだ視機能をもたらすレンズ、それが、アクリソフIQレストア+3D(SN6AD1)です。
新しい多焦点眼内レンズであるアクリソフIQレストア+3D(SN6AD1)は、従来の+4Dタイプ(SN6AD3)よりも低い加入度数のため、見える範囲を広げます。
良好な遠方視力とともに、確かな近方視力を提供します。また、中間視の確保も可能になりました多焦点眼内レンズの登場、単焦点眼内レンズにもトーリックレンズが加わったことにより、より良い視界のための眼内レンズの選択肢が益々広がっています。
単焦点眼内レンズ トーリック眼内レンズ 多焦点眼内レンズ
皆様に合った眼内レンズの選択が満足できる視界のために、より重要な地位を占めていくと思います。
白内障手術後の皆様の満足の向上のために、お一人お一人に合った眼内レンズを選び、広い明視界をお届けしたいと思っております。興味のある方は、お気軽に御相談下さいね
また、日本医師会・日本眼科学会共催セミナーとして
「続けたくなる仕事をしよう」という講演がありました。
その中でとても印象に残った言葉があります。
奈良県医立医科大学眼科教授 緒方 奈保子先生の言葉です。
それは…..「明日出来ることを、今日するな」
「学問のすすめ」ならぬ「よくばりのすすめ」 です。
働く女性にとって、仕事と家庭の両立は大変です。そんな中、もし.....
突然身内の誰かが病気になったら.....
女性にとっては負担大となります。
そんな時、思い出して下さい。
「明日出来ることを今日するな」
そして、落ち着いたとき.....
「学問のすすめ」ならぬ「よくばりのすすめ」
を思い出して下さい。
何の力にもなれないかもしれませんが.....
何でもスタッフに話してみて下さい。少しでも前が見えてくるかもしれません
「患者様第一主義」
まるひさ眼科は、皆様の力になりたいと思っています。
まるひさ眼科は、皆様の明るい未来のために、満足のいく生活を送って頂けるように努めています。
最後に
1月29~30日休院し、皆様に御迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
しかし、この期間に学んだことは、きっと、皆様のお役に立てると思います。
皆様のために、日々努めてまいります。
寒さも厳しくなり雪もちらつく今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか
当院においては、12月16日岩国福祉会館にて
テーマ「なるほどなっとく目の病気~その診断と治療~」
講師:まるひさ眼科院長 丸久 修一
糖尿病性網膜症・緑内障・白内障についての講演をもちました。
糖尿病性網膜症は糖尿病3大合併症の一つで、失明の原因の第1位です。
糖尿病と言われたら、眼科でも定期検査を受けましょう。
緑内障は失明の原因の第2位です。
40歳以上の緑内障有病率は約20人に1人、70歳以上では約10人に1人と言われています。
家でもできる、簡単な緑内障のチェック方法として、クロックチャートというものがあります。片眼を隠し、クロックチャートを回すと、この中にいる虫に変化が現れます。興味のある方は御相談下さいね。
どちらの疾患も早期発見・早期治療が大切です。
40歳を過ぎたら、自覚症状がなくても、1年に1回程度の眼科受診をお勧めします。
白内障については手術により治る眼疾患です。当院では、白内障の手術を日帰りで行っています。手術は院長自らが行っており、お一人お一人を大切に、丁寧な手術を心掛けています。何か気になることがあれば、いつでも御相談下さい。
講演は、ブレイクタイム(先生の趣味である旅行の話など)を含めて、約1時間半の講演でした。
小雪がちらつく中、会場には沢山の方が参加され、先生の話にうんうんと頷かれたり、目を丸くしたり、笑顔をされたり、熱心に聴かれていました。
突然ですが、皆様に質問ここはどこでしょう
おわかりですか 阿蘇です
そこには、すばらしく壮大な風景が在ります。この素晴らしい風景をパワーを多くの人に感じてもらい可能であれば、御自身で観て感じて頂きたいと思います。
この講演が皆様のお役に立てたなら幸いだと思います。
最近、目が疲れやすいな...かすむ感じがする...今まで使っていた眼鏡が合わなくなった...車のライトが眩しい...など、何か気になることがあれば、お気軽に御相談下さい。
まるひさ眼科はいつでも貴方の声をお待ちしております。
おまけ講演で紹介した質問ですが...皆様もわかりますか
Question 1
次のうち正しい点眼薬法は?
① 1回1滴で十分
② たくさん入れた方が良く効く
Question 2
点眼薬する方法として正しいのは?
① 点眼薬する時には、確実に目の中に入れるために
点眼薬の先を目頭につけて点眼薬する
② 点眼薬の先が皮膚やまつ毛につかないようにして
点眼薬する
Question 3
点眼薬をさした後正しい行動は?
① 5分間目を閉じてマッサージ
② 3分間目頭をおさえる
③ 1分間横になってリラックスするとよい
最後に
小雪がちらつく中、沢山の方に参加して頂きありがとうございました。
まるひさ眼科は、皆様がより良い生活を送られるようにそのお手伝いが出来るように日々努めていきます。
まるひさ眼科は皆様の為に在ります
来年も皆様にとって良い年でありますように
質問の答え
回答 Q1:① Q2:② Q3:②
講演を開催するにあたり、協力して下さいました、沢山の方々に感謝いたします。
昨日までは、雨が凄かったですね。
今日は、雨も降らず久々に落ち着いた天気でした。
今日は、テレビでもたくさん取り上げられていた46年ぶりの皆既日食でしたね。
日食グラスを利用して、生で日食をご覧になった方もいらっしゃると思いますが感動したでしょうね
もちろん、当院は、診療中だった為、じっくりと観測をするということは難しかったですが、辺りが暗くなってきたなぁというのは、実感することが出来ました。
後でテレビの映像を見るだけでも、神秘的で美しくて、感動しました。
日食を観測できる今日を迎える前から、「肉眼では絶対に見ないように」などと注意の呼びかけがテレビでも度々あったのをご存知の方も多いと思います。
では、なぜ太陽を肉眼で見てはいけないのでしょうか?
さて今回は、日食網膜症についてお話をしたいと思います。
まず、病名の説明からです。
日食観察に伴う網膜障害のことを「日食網膜症」と呼びます。
人間の目の奥には、網膜という薄い膜状の組織がありますが、分かりやすくカメラに例えて説明すると、これはフイルムにあたる部分です。
太陽の光には、見えている光のほかに、目に見えない赤外線や紫外線が含まれています。
その中でも、波長の短い光(500ナノメーター前後)は、網膜の網膜色素上皮という部分のメラニン色素に吸収されて光化学反応がおきて視細胞が障害されます。
網膜の損傷が怖いのは、痛みがありません。
手や足の火傷のように熱さ痛さから、火から体を瞬時に遠ざける反射行動が起きないようです。
虫眼鏡で、黒い紙が焼けるのと同じように、眼球にはレンズがあり網膜を焼いてしまう恐れがあります。
日食網膜症の自覚症状としては、太陽を見た直後に眩しさや充血があり、翌日には視力低下や暗点があるようです。視力障害は、数週から数ヶ月で回復することが多いですが、中には、視力障害が残ることもあるようです。
このブログを読まれた方は、何か怖いイメージがついてしまったかもしれませんが、今回の皆既日食をついつい肉眼で見てしまって、上記の様な何かいつもと違うなぁっていう症状があれば、早めの眼科受診をお勧めします。
受診して、何も異常なければ安心ですしね。
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