残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ、暑い日が続きますね。
今日は、白内障についてお話ししたいと思います。
白内障とは、目の中の水晶体(レンズ)が濁る病気です。
そのため、視力が低下し、
◎かすんで見える
◎明るいところへでると、まぶしくて見えにくい
◎メガネが合いにくい
などの症状が出ます。
白内障で最も多いのが、加齢に伴う、老人性白内障です。
60歳代で70%、70歳代90%、80歳代でほぼ100%の人に、
白内障による視力低下がみられます。
予防法 
点眼液、内服による薬物療法を続ける
偏食をさけ、バランスのよい食事をとる
強い紫外線、放射線をさける
白内障が進行し、水晶体が混濁すると、薬で回復することは難しく、
手術以外に視力回復する手段はありません。
手術について 
当院では、日帰り手術をしています。
点眼にて、麻酔を行い、手術中に痛みを感じることは、ほとんどありません。
白内障手術は、水晶体の濁りを取り除き、人工の水晶体(眼内レンズ)を移植する手術をします。
眼内レンズは、一生そのままで大丈夫です。
当院でも、最新バージョンの白内障超音波装置(INFINITI)の導入し、
低侵襲でより安全な手術を提供しております。
手術時間は、10分前後で、その後、感染予防の点滴をしてもらいます。
手術後、眼球保護のため、眼帯を装着してもらいます。
目をこすったり、直接触ったりしないように、注意してください。
次の日には、眼帯は外れ、ホコリやごみが入るのを防ぐため、保護メガネを一週間かけてもらいます。
費用
1割負担 片眼 約15,000円
3割負担 片眼 約45,000円
眼内レンズについて
通常、遠くか近くのどちらかにピントを合わす、単焦点レンズが主流です。
遠くと近くにピントがあう、遠近両用の眼内レンズ、多焦点レンズや、
乱視矯正できるトーリックレンズもあります。
目の状態で、適応できないこともあるのでご相談ください。
火、水曜日の午後は、白内障手術の相談日です。
気になることがあれが、お気軽にご相談下さい。

連日、厳しい暑さが続いていますね。
強い日差しで日焼けや紫外線が気になる季節です。
紫外線はお肌だけではなく、目にも影響を与えています。
今回は紫外線が目に与える影響についてお話したいと思います。 
紫外線が原因とされる目の病気
◆白内障
目のピントを合わせるレンズである水晶体が濁って、視力が低下する病気です。
老化が主な原因とされていますが、近年では紫外線の影響も懸念されるようになりました。
◆翼状片
結膜(白目)の組織が角膜(黒目)に向かって三角形に伸びてくる病気です。
乱視や視力低下を引き起こし、場合によっては手術での除去も必要となります。
紫外線照射量の多い地域に住んでいる人や、農業など屋外の仕事が多い人に多くみられます。
◆ゆきめ(光誘発性角膜炎)
スキー場や雪山などで、雪に反射した強い紫外線を浴びると、ゆきめ(雪眼)になります。
強い痛みや充血、流涙のなどの症状で目が開けられなくなります。
雪面に限らず、砂浜や水面など紫外線の反射が強いところでも起こることがあります。

紫外線から目を守るための対策
◆帽子や日傘を使用する
◆紫外線をカットできるサングラスやコンタクトレンズを使用する
サングラスを選ぶときのポイント
◆紫外線をカットする加工がされているものを選ぶ
◆顔にフィットするものを選ぶ
まず注意したい点は、紫外線をカットすることとサングラスの色は関係がないということです。
色を濃くすると可視光線(目に見える光)はカットできますが、紫外線をカットすることはできません。
サングラスを選ぶときは、紫外線を遮断する加工がされているものを選びましょう。
サングラスの色については、濃い色のサングラスは瞳孔が開くため、
紫外線を多く目の中に取り入れてしまう可能性もあります。眩しくない程度の色を選びましょう。
もうひとつは、顔の形にあったサングラスを選ぶことです。
レンズと顔の間に隙間がありすぎると、そこから紫外線が目に入りこんでしまいます。
目の全体を覆うようなある程度の幅のあるもの、顔の形にフィットするサングラスを選びましょう。
その他にも遮光レンズといって、目に害となる光をカットするように工夫されたレンズもあります。
普通のサングラスとの違いは、眩しさの原因とされる短い波長の光を選択的にカットし、
それ以外の明るさを感じる波長の光は透過するように作られていることです。
そのため、普通のサングラスよりもまぶしくなく、明るく自然な視界を得ることができます。
紫外線は3月〜4月頃から急に増え始め、8月頃にピークを迎えます。![]()
まだしばらくは暑い日が続きそうです。
熱中症など体調管理に気をつけつつ、紫外線からも目や体を守っていきましょうね。
さわやかな初夏の季節になりました。
プールに入る機会が多くなるこの季節
増えてくるのがはやり目です。
今回は、はやり目についてお話しましょう。
はやり目とは?
はやり目とは、流行性角結膜炎のことをいいます。
ウイルスによっておこる、大変感染力の強い結膜炎です。
なぜおこるの?
細菌・ウイルスなどの微生物、ほこり・ごみ・摩擦などの物理的刺激、
花粉などによるアレルギー反応などによって結膜に炎症が起こります。
このうち、短期間に集団的に発生する急性結膜炎が
いわゆる“はやり目”といわれるもので、
日常よく見られる代表的な病気です。
ウイルスによるものが最も多く、伝染性も非常に強いので
感染予防がとても大切です。
どんな症状?
結膜が赤くなったり(充血)、目ヤニや涙が増え、かゆみ、
しょぼしょぼ感、ゴロゴロ感などがあらわれます。
症状がひどくなるとまぶたの急激な腫れ、
耳の前のリンパ腺の腫れ、発熱などが起こることもあります。
はやり目の治療方法
ウイルスに対する抵抗力をつけるため、休養を十分にとり、
体力をおとさないことが必要です。
また、補助的に他の感染を起こさない為に、
抗菌点眼薬や炎症を抑えるためにステロイドの点眼液などを使用します。
はやり目と診断されたら
家族やまわりの人にうつさないように注意する必要があります。
ウイルスは目をこすったりふいたりしたハンカチなどから うつる
危険があります。
目やにや涙がでた時は、清潔なティッシュペーパーなど
使い捨てのものでふき取りましょう。
ウイルスは目に見えないので完璧な感染予防は難しいのです。
学校や職場でもうつるとも限りませんので、
医師の許可があるまで休むようにしましょう。
感染予防6カ条
手を流水や石けんでよく洗う
休養をとって体力を落とさない
人ごみへ出かけない
医師の許可があるまでプールに入らない
タオル、洗面用具などは家族のものと別にする
(ウイルスは熱に弱いので、タオルや食器などは煮沸消毒をするようにしましょう)
お風呂は最後に入る
はやり目は治るまで時間がかかりますが、
きちんと治療をすれば必ず治ります。
症状が1つでもあれば、早めの受診をお勧めします
ドライアイ第2弾★
以前に「ためしてガッテン」で放送された内容をご紹介ましょう。
眼科に関することで、とても分かり易かったですよ。

「実用視力」と「ドライアイ」についてのお話しでした。

さて、『実用視力』とは何でしょう?
これは、特殊な機械で測定することができるのですが、
30~60秒間、連続的に視力を測り、
その視力の平均をみています。
通常、視力測定でみるのは、視力の最大値です。
視力は良いのに、“なんとなく見えにくい”
これは、実用視力が低下している可能性が高いです。
どうして、『実用視力』が低下するの?
視力低下の原因の一つに「涙」があります。
本来涙は、瞬きをすると、均一になめらかに眼の表面に広がります。
この涙によって眼の表面の細かな凸凹が消え、
物が見やすい状態になります。 
ところが、涙のバランスが崩れていると、
瞬きをしても眼のところどころに涙が保持できない箇所ができ、
表面が凸凹になります。
この凸凹によって眼に入る光が散乱し、
はっきり見えなくなってしまうのです。
これが皆さんご存知の「ドライアイ」です。

このドライアイを改善する方法の一つに目薬があります。
最近、新しい治療薬として、「ジグアス」「ムコスタ」が登場しました。
それぞれ作用機序は異なりますが、
どちらも、ムチンの分泌を促す目薬です。

この薬は、市販されていません。
眼科での処方が必要な薬になります。 
「最近なんとなく見えずらい・・」と感じている方は、
一度眼科でご相談下さい。
「ドライアイ」が原因かもしれませんよ。
★見えづらさの原因には、白内障などの病気が関与している
こともあります。
眼の状態によって、必要な治療が異なりますので、
宜しくお願い致します。
緑内障
![]()
桜の季節もいつしか過ぎ、葉桜の季節となりました。

今回は、緑内障についてお話ししましょう。
さて、緑内障とはどんな病気でしょう?
しばしば、緑内障になると失明すると思っている方がいらっしゃいますが、
決してそうではありません。
早期に発見して、治療を開始すれば、そう簡単に失明はしません。
しかし、病状は徐々に進行していくため、早期発見が困難なことも事実です。
緑内障は日本人の中途失明原因第1位【25.5%】を占めています。 
また、40歳以上の日本人の20人に1人は緑内障と推定されています。
しかし、なんと9割の方がまだ気づいていないと考えられています。
40歳を過ぎたら、一度は眼科受診をし、
チェックを受けることが大切なのです。

では、緑内障について具体的にお話ししましょう。
【病態】
緑内障は、視神経が障害されて、視野が欠けていく病気です。
視野の欠ける原因は、眼圧の上昇などです。
眼圧が高くなることで、視神経が圧迫されて、傷つき、視野が欠けてしまいます。
ただ、視神経の強さは人によって異なり、
眼圧が正常でも、緑内障になってしまう人もいます(正常眼圧緑内障)。
日本人は、この正常眼圧緑内障の人が多く、約7割を占めています。
視野は、ゆっくりと長い時間をかけて、欠けていきます。
はじめのうちは、なかなか気づくことができません。
しかも、片方の眼の視野が欠けても、反対の眼で補ってしまうため、
両眼で見ると、気が付かないのです。
一度欠けてしまった視野は、元にはもどりません
【治療】
緑内障のタイプや病期によって、異なりますが、
目薬・レーザー治療・手術といた治療法があります。
一般的には、目薬による治療が基本です。
緑内障を早期に発見し、目薬による治療を続けていれば、
多くの場合、失明に至ることはありません。
【検査の内容】
眼圧検査
眼底検査
視野検査
光断層干渉計
緑内障について、少し、分かりましたでしょうか?
緑内障と診断された方は、主治医の指示のもと、きちんと治療を継続しましょう。
また、そうでない方も、定期的に検査を受けましょう!
“見えることは”は、あたりまえのことではなく、
とっても幸せなことです。
眼を大切にしましょう
40歳を過ぎたら、定期的に緑内障の検査を受けましょう!
★検査には、約1時間程度お時間を頂きます。
また、眼底検査をするため、検査後4~5時間見えにくさが生じます。
お車の運転以外で来院下さい。
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